2022/12/11 13:27

皆さんこんにちは


Royal Blue Gallery、Yosukeです。


今日は特別に何かお知らせをしたいわけではないのですが、あるインテリアコーディネーターの方のコラムをみて
少し思ったことがあったのでブログにしてみました。


Royal Blue Galleryを通じて海のお写真をたくさん発表させていただき、多くの方に手に取っていただいております。
本当にありがとうございます。心よりお礼申し上げます。

作品にして、販売させていただくことでより多くの方に写真を届けたい、多くの方に寄り添いたい、ということを
間接的にかなえることが出来ているのかな、と自分自身は思っております。

それには、作品を見つけてくださり、気に入っていただくというプロセスが必要で、本当に貴重な機会・出会いだと思っています。

重ねてお礼申し上げます。


そんな海の写真ですが、「何故撮っているのか」について先日取材で聞かれることがありました。
いろんな思いがありますし、率直にお答えしたのですが・・・

なぜ撮っているか?コンセプトは? という問いがそもそも苦手で、初期衝動を大切にそのまま続けている部分が
あり、あんまり格好いいことは言えないからなんです。



海が好きです。


でも、ただそれだけで、海のお写真を撮影して、皆様の元へ届けるのでは少し、荒っぽすぎると思っています。

一つ一つのお写真には、なんでこうしたのか?なんで撮影したの?が大なり小なりあるのですが、
それだけでは足らないなって日々思っていたのです。

そんな中、先日、インテリアコーディネーターの方の「こんなものは部屋に取り入れるな」という強気なタイトルのコラムを読み、
その中にこんなことが書いてありました。

「部屋に飾るアートは、市販で大量生産されたものや、複製・もしくは価値はあれど自らと関連のないものを、飾るな」


これには、はっとさせられました。

確かに、アートが部屋に飾ってあって、「それが何となく好きだから飾ってある」のと、「自分自身のライフスタイルや考え方にマッチしていて」飾ってあるのでは、だいぶインテリアとしての捉え方や、そのアートを紹介された側の受け取り方も変わってきそうです。

インテリアコーディネーター目線だと、自らとつながり・関連性のあるものを部屋に飾ることで、部屋の品格が上がるという事だそうです。

そうした、アートを取り入れる側のプロの目線でのコラムを読んだとき、思ったのです。

僕にできることって何だろうって。


もしかしたら、今まで通り、地元の海を追求して撮影して、美しい姿をとらえ続けることなのかもしれません。
湘南・西湘で暮らす方々の、海と暮らしてきたライフスタイルの中で、「こんなに美しい一瞬があるんだ」と思ってもらえるような、思わず人に紹介したくなるような景色を追い求めることかもしれません。


もしくは、「海」というテーマを大きく受け入れて、海と暮らすライフスタイルの方に、美しい海の一瞬を届けることなのかもしれません。


これからも、考えていきたいテーマだなと思いました。

そして、作品の中に取り入れて、また個展などを通じてご紹介する日が作れたらなと思いました。


個展や、Royal Blue Galleryのポップアップなどでお会いして、「この人が撮ってる」というところまで、知っていただいて
作品を手に取っていただいた方に、「自らとつながりのあるアート」だと思っていただけたら嬉しいなと思います。


乱文でしたが

Good day 

Yosuke