【保存版!】スマホで風景写真を美しく撮る方法! | RoyalBlueGallery

2022/02/03 00:57


皆さん、こんにちは!ROYAL BLUE GALLERY、Yosukeです。

今回はタイトルにもある通り、「スマホで風景写真を美しく撮る方法」を解説していこうと思います!
普段Instagramを見てくださっている方も、見に来てくれていたら嬉しいなぁ…。

簡単に実践できる方法をいくつか紹介していきますので、是非、ご覧になった後は、お手持ちのスマホでも試してみてくださいね。
そして、今回ROYAL BLUE GALLERYのブログでも解説するという事は、海の写真を題材にお話ししますので、是非、海の写真を撮りに出かけてみてください!!

簡単に、と言いつつ、セオリーはしっかりご説明するので是非最後まで見てみてくださいね!

そして、今回の解説に使用しているのは、普段僕が使っているiphone12miniです。iphoneのなかでもproシリーズよりは写真機能もスタンダードなのですが、とてもよく映りますし、超広角モードも備えています。
アンドロイドをお使いの方も、最近は超広角モードが備わっていることが多いですよね!
どんなスマホでも共通してできるような考え方でお話していきますので是非、お付き合いください☀

ちなみに今回紹介する方法では、【加工】と呼ばれるものはやりません!!(ちょっと番外編で加工するものも出てきますが)
よく見かける、真っ青に加工された空や、真っ赤に加工された夕陽の写真は、リアル感を失ってしまいますので、結果的に「人から見て美しい写真」になることが少ないです。

写真はテクニックと心を持って撮影すれば、そんなものは必要ないというところまで、今回のお話で伝えられたらうれしいなと思っています。


それでは早速行ってみましょう!

(iphone12miniで撮影)

①下準備編

早速撮影を!という前にまずは、下準備していきましょう!

今回のカメラとなるスマートフォンの設定です。
と言ってもとっても簡単なので安心してくださいね^^

1.カメラにグリット線を入れる!※かなり重要!



以上です(笑)

アンドロイドだとカメラアプリを起動した際の設定画面(歯車マーク)からできると思うのですが、iPhoneですと、設定画面の写真アプリの設定からできました。
こんな感じです!↓

グリットのところをオンにしておいてください。

あと、iPhoneの方はポイントなのですが、”フレームの外側を表示”を、オフにしておいてください。
これがオンになっていると、写真として撮影されない外側までiPhoneの画面上で表示されて、いざ撮ろう!としたときに厄介だったりします。撮れていたと思っていたら撮れていなかったり、スマホで見たフレーミングと撮れた写真が違うなぁと感じてしまうと思います。
僕個人的には結構ポイントな部分なので、是非試してみてください!

さぁ、設定が出来たら撮影編にみましょう!

僕は文章が長いのが良くないので…(笑)
勢いよく行きましょう!
撮ろう!

②理論編

ウソです。理論編やります 笑


文章上でふざけるのも苦手なので、この辺にしておいて、撮影前に是非、覚えておいていただきたいことがあります。
「これさえ知っていればOK!」というわけでもないのですが、おおむねOKな気もする

黄金比についてです。


あ、出たー、と思った人は、写真と向き合ったことがありますね☀

写真を撮る時は、まず構図を決めなければいけないかとおもいます。

さて、風景をどうフレームに収めるかは、素敵な写真を撮るうえでの基本です。
構図を決めるテクニックで、これまできわめて重要だとされてきたのが、この「黄金比」です。

では、黄金比とはいったい何ぞや。となるとおもいます。

ついてきてくださいね・・・・


一つの線があったとして、その線のどこかにテキトーに点を打つ

―――――――――〇-----------

こんな感じに。

その時分割された長い線(ひだりがわ)と短い線(みぎがわ)の間にある数学的な比率がありまして(ここは端折ります)、
長い線と短い線の比率と、線全体と長い線の比率が、まったく一緒になる魔法の比率があります。

はい、写真をしっかりやっている方はご一緒に「1.6180339887498948420」
うぉぉぉぉぉぉ!

ってなりますよね。数値は気にしないでくださいませ。

この数値を幾何学的に、らせん状の図で表したのが下の図です。有名なダヴィンチ・コードにも出てきますが、この黄金比の螺旋はDNAや様々な生き物、銀河の渦の形などでも見つかっています。
フィボナッチ螺旋って言いますが、覚えなくていいです。笑

アンモナイト!に見えるな。。。。


DNAからも見つかっているくらいの模様なので、アンモナイトも、考えてみればそうかもしれないですね。

そして、写真で言うところの画面全体を、上述した、1.6180339887498948420 の比率で仕切ると


こんなんなりました。
画面を単に3等分したのではなく、先ほどの黄金比に合わせた比率で分割した、「ファイ・グリット」という構図です。

「アレ?」見たことないっすか?

そうそう、皆さまのスマホに表示されているアレです!(iPhoneではこれを簡略化した、3分割法という均等分割のグリットが表示されます)


さて、ここまで面倒な話、お疲れさまでございました。

この、幾何学模様を利用して、写真を撮ったり、グリットの交点に被写体を置くなどして撮ると、自然的に人が「美しい」と感じるレイアウトで写真を撮ることが出来るよ!という話でした。美術的なテクニックのお話です。

特にグリットにて注意したいのですが、線よりも、交点が大切だったりします。
但し、僕の場合は主に海を撮るので、水平線や、これからお見せするほかの構図技法(日の丸構図や、放射線構図)を織り交ぜて、線も活用したりしています。

③撮影編

さぁ、撮りましょう!

皆さんは風景を撮影しようとしたとき、真正面から撮りますか?横から撮りますか?
そんなこと、考えたことありますか?

これは僕のように海を撮る以外でも重要なことなのですが、被写体である風景に出会ったら、まずは一呼吸観察してみましょう。

ここで大事なのが、ハートです!きもち!!


ちょっと支離滅裂に聞こえるかもしれませんが、上述の技法に加えて、「自分が何に感動して、何を残したいか」ってとても重要です。
写真を撮影した動機が「きれいに撮りたい」だと、観光写真のようなつまらない写真になってしまうことが多いです。
Instagramの映える写真もそうですね。目的を、「映える」から、「自分の感動したものを残す」にシフトしてください。

さぁ、それでは、「自分が撮りたいもの」を意識して、スマートフォンを握ってみてください。

それでは、僕が撮った、いくつかの作例をご紹介します。




いかがでしたでしょうか。どれも手持ちのiPhoneで撮影してきました。
いや、iPhoneて優秀ですね。ホントキレイに撮れます。現代のスナップカメラと言えそうですね。いつでもポケットから取り出して、このクオリティの写真が撮れるのだから恐れ入ります。(前述のとおり、iPhoneで撮って出しの写真です)


さて、上の作例を、どう撮影したか分解してみましょう。

①波打ち際から水平線を狙う



この写真は、朝日が昇った直後に、色を変えていく海と波の表情を撮りたくて撮影しました。
ちなみに、iPhoneの超広角モードを使用しています。
此処もポイントなのですが、超広角モードを使用すると、画面がすこし歪んで、手前のものが大きく、奥のものが小さく描写されます。
これは、より多くの情報を撮影するためにレンズがおおきーく歪んでいるからなのですが、その効果を利用して波をダイナミックに撮影しています。超広角で撮影する際のコツは、気合(笑)で波打ち際、水すれすれのタイミングを狙う事です。
近くまで来た波が超広角モードのおかげで大きく描写され、ダイナミックな表情を見せてくれます。また、足元まで伸びる波をよりスピード感あるように見せる為、iPhoneを斜め下に構えてゆがみを利用して撮影しています。

ひきつけ効果と言ったりしますよ!

そして、どの風景写真もそうですが、広大な景色を撮影する際は、水平線・地平線と水平にフレーミングすることが重要です。

構図は下記の通り

こんな感じでバランスを取っています。先ほどの黄金比を少し応用した方法になりますが、基本的な概念は一緒です。
グリットを見て頂くとその交点で画面全体の海を支えると安定しそうだなという構図にしています。こうすることで安心感のある構図に仕上がります。また、上段の横グリットを水平線ではなく、次に来る波にセットすることで、次の波の予感を主張して表現しています。

そして、矢印を見て頂くと、波(画)が、真ん中に向かっていくような構図になっています。これを放射線構図と呼びます。
波がこのような表情になる場所を、よく観察して撮影することで撮ることが出来ます。波打ち際の表情が奇麗に整うのをじっと待つのもポイントです!

↓放射線構図は読んで字のごとく、画面全体が放射線を形成する被写体に支えられている状態をいいます。
必ずしも放射の中心が画面中央でなくてはならないわけではありません。
また、画面中央に被写体を置くことを「日の丸構図」と言います。
とても簡単な構図なのですが、奥が深く、日の丸構図も人気の構図です。




2枚目

これも結構シンプルなのですが、下記のようなイメージで撮影しています。


この写真も前述のとおり、グリットの交点で海全体を支えるようなどっしりとした構図にしています。
この写真では、波打ち際に目線を誘導したかったので、グリットの交点・左下を波の切れ目に持ってきています。
また、朝焼けもしっかり表現したかったので、上部のグリット横線は水平線と合わせています。

さぁ、何となく解剖出来てきたでしょうか!^^

3枚目です。


さて、この写真では、ほぼ中心に水平線が来るようにして、波が砕けようとしている瞬間を真ん中に持ってきました。
画面を縦か横で2分するのを2分割法と言います。
そして、砕けようとしている波を真ん中に配置しました。

でもでも、この写真でお伝えしたいのは、構図ではなくて、色の考え方です。

今回、iPhoneで撮影したのですが、この日はあいにく曇りでした。
上のお写真でも、なんとなく色が残っていないのがお分かりいただけると思います。

そこで、先ほど作例でお見せしたお写真はこちらです。




いかがでしょう。
お気づきのとおり、モノクロになりました。
iPhoneのフィルタボタンで「モノクロ」を選択しただけで、このように印象的な姿に一瞬で変わりました。

色 という情報を抜いただけで、「砕けようとしている波の形」が浮き上がってきて、印象深い写真になります。

この様に、悪天候時や景色の造形にフォーカスしたいときは思い切ってモノクロにするとよい効果を得ることが出来ます。
モノクロは、ものの形やコントラストに敏感で、芸術性の高い写真になります。

曇りの日などに、今日はいい写真撮れなそうだな、と諦めるのではなく、写真表現としての楽しいチャンスを見つけてみましょう!

iPhoneは比較的優秀なのですが、特に朝日のシーンなどで、色を強く出しすぎる傾向があります。スマホ画面上で不自然な色になってしまうなと感じた時もとても有効ですよ。
スマホ写真のモノクロ、おすすめです!



モノクロ写真では、コントラストが非常に重要になります。この写真は、今回の記事では異例ですが、iPhoneの機能で、少しコントラストを高めて、色温度をマイナスにしています。そうすることで、若干青みがかかった、シネマティックなイメージもモノクロで表現できるようになります。
是非、いろいろと試してみてください。
ちなみに色温度を温かい方に設定するとセピア調になります。

た・だ・し、基本的にお写真は加工したりしないのが良いです。
Instagramなどで夕陽を真っ赤に加工してしまっていたり、彩度を上げて、強調しすぎてカラーが破綻しているお写真や、シャドウを持ち上げすぎて全体のバランスが壊れてしまったお写真などをたくさん見つけることが出来ます。

派手にすることで、結果的にアートの要素から言っても悪くなる(自己主張が強く素養が無いように見えてしまいます)ので、モノクロにするか、しないか、その上で、コントラストを使用するかしないか、程度にしておくと、いいと思います!

4枚目


この写真は秦野市の震生湖で紅葉の時期に撮影したのですが、気候も良く、撮影日和でした☀
海ではないのですが、自然風景という意味で、どのように捉えたか、もうお察しのとおりかと思いますが、見ていきましょう!




滑らかな水面を活かして、2分割法を採用しています。その上で、樹木の先端の位置などをグリットの交点で捉えて安定感のある構図を狙っています。また、超広角モードで撮ることで、左手前の木や、右上部奥の樹木が歪んで、放射線構図を形成しています。

まさにグリット線の力ですね。




この様に、構図や被写体のレイアウトを気にしていく事で、iPhone・スマートフォンでも気軽に素晴らしい風景写真の撮影が
叶います。

是非、お近くの海や自然風景を見つけに行ってみてください。

また、いつか皆さんとこうしたテクニックやコツのお話をしながらお写真を撮る会なんかもできたらいいなーとか思っています。
この情勢が早く落ち着けばいいのになと思います。

今後も、気になることがありましたら、どうぞInstagramやショップのDMに問い合わせてくださいね!!

ご覧いただきありがとうございました。

最後にいくつか、iPhoneで撮った同じような作例を載せておきますので、どんな構図で撮っただろうか、考えながら見てみてくださいね♪



それでは!
Good day mate!


yosuke